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オランダに住んで感じたことを書いています。♂


by Beatrix_Zwart

Gouda

昨日の土曜日にGoudaに行ってきました。Goudaは日本ではゴーダチーズで知られており、ゴーダと表記しますが、オランダ語の発音をカタカナ表記すると、ハウダという感じです。

列車で行ったんですが、行きも帰りもかなり無駄な時間を費やしてしまいました。

朝Gouda行きの列車を待っているとなかなか来ずに、次に来るはずの列車が入って来ました。おかしいなと思って駅員さんに聞くと、運休だからGoudaに行きたいのならユトレヒトまで行って、Gouda行きの列車に乗れというんですね。そういえば何か放送していたんだけどオランダ語の放送だけだから無視してたのがいけなかったんです。前から分かっていればユトレヒト行きの列車は前に来てたのに、英語で放送してくれよななどと都合のいいことを考えながらともかくユトレヒトまで行ってGoudaに行く列車に乗り換えて着くことができました。

駅から賑やかな通りを歩いて行くとマルクト広場があり、市庁舎や教会などがありました。広場には屋台が沢山並んでいました。衣料品やチーズの店もありましたが、果物屋が多いように感じました。自分の関心が果物に向いていたのでそう感じたのかもしれない。チェリーとネクタリンを買いました。チェリーは500gで2ユーロ、ネクタリンは1kgで2ユーロでした。今、チェリーのシーズンらしく、スーパーでも売っているんですが、おいしそうに見えたので買いました。ネクタリンは見た目はりんごのの小さいもの、プラムの大きいものという感じですね。オランダに来るまで食べたことがありませんでした。なかなかおいしいです。味は桃の固いやつのような感じです。

市庁舎
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市庁舎の裏から聖ヤンス教会の方向
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チーズ計量所
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教会の裏側にある市立博物館に入ってみましたが、なかなか面白かったです。あまり有名な絵はありませんでしたが、レンブラントの夜警とか解剖の絵とかに似ているものがありました。ああいう絵は頼まれて集団肖像画として描かれたそうですから、似ているんだろうなと思いました。絵の他にも食器とか調理用具とか古い物がありました。建物そのものも古くてなかなか興味深い博物館でした。

Goudaの町は運河と道路が同心円状になっていて外からの道路はマルクト広場に向かって放射線状になっています。帰りに大体の方向で違う道を通って帰ろうとしたら迷ってしまいました。しばらく歩いても駅に着かないのです。人に聞こうとしても歩行者はあまりいないし困りました。運送会社のようなところのお兄さんに聞いたら、向こうに行くと線路があるから線路沿いの道をあっちへ行けとなかなかうまい説明で教えてくれました。

結局、行きも帰りも時間のロスをしましたが、Goudaという町もなかなか良かったです。
by beatrix_zwart | 2005-07-11 01:45 | オランダ